21世紀の色は、ショッキング・ピンク と、勝手に決めた。

 玉三郎さん、人間国宝に決まっておめでとうございます。 
 女形人間国宝が今年続けてお亡くなりになっちゃったし……。あーーー!!!「歌舞伎スノードーム」を今年まだ1個もつくってないではないか!(だからバイトやめればいい…)
 それはそうと、「L.V.と草間彌生」いいですね〜、ブランドものいらないワタクシもさすがにキモチが揺らいだ。このデザインは「日の丸」の反転とも取れるしな。かつてレゲエD.J.ランキン・タクシーさんは「♪日の丸をハート形に まんまるやめて ハート形に♪」と、うたって(ラップして)いた。ハートもいいけど、ワタクシは赤いまるをピンクにしたい。これは別にオリジナルなアイデアでなくって、約30年前にとっくに作られている。当時「流行通信」の男性版で「X-Men」(アメリカのアニメぢゃない)というのがありましてね、編集長は砂山健(故人)表紙は金子國義。中身も長谷川サダオ(故人)、宇野亜喜良、長沢セツ(故人)、ペーター佐藤(故人)(敬称略)など、「ショッキングピンク・オールスターズ」で創刊号のテーマも「男のピンク」。なんでもう一声「藤田竜」と来なかったんだろう? あ、で、なんだっけ…? ピンクの日の丸。 ピンクの日の丸はこの誌上に登場していて、ピンクの迷彩戦闘服を着た、坊主刈りのかわいいモデル(もちろんオトコだ)がそれを持っている。これを見た若き日のワタクシの気持ちは、草間彌生のL.V.を見た今日の気持ちと同じだった。 そんだけ。
 ピンクはまだ続く、ワタクシが「スノードームに閉じ込めたい!」と思う人物は「ショッキングピンクの血が流れている人」。なんてホントにいるワケないんだけど、「ひょっとして血イ、ぴんくじゃね?」と思わせるような人ね。生活感ない、突き抜けてる、妖怪、ヘンタイetc.……。あんまり書くと語弊があるのでやめるけど、先日書いたようにワタクシが「心からビックリする」人だ。で、「ビックリさせられっぱなしじゃクヤシイから、こんどはこっちがビックリさせる番よっ!」と、制作モードに入るのだ。われながらたいへんメンドクサイ。
 村上芳正氏描く美しき人物もピンクの血を流し、パリパリに枯れた薔薇の花びらの端が少〜しだけピンクに彩色されてたりします。そのエロチックなところにもおおいに触発されております。

 本日アップは、さる5月渋谷PARCOギャラリーでおこなわれた「もうひとつの内藤ルネ展」の会場。ルネ先生のコレクションの棚の中に、ワタクシのスノードームが…
見に行ったヒト、わかったかな〜〜?(ワカンネーダローナー)wwwww
おしまい。