ベルサイユのバカ殿

 Comment Allez-vous?

 いま、フランスでは「ジャパンエキスポ」真っ最中ですね。「カワイイ」もすっかり定着しました、ワタシの若い頃のフランスは「オトナ」文化というか、たとえばオンナなら知性、教養、財力、そしていろんな意味で経験を積んだマダムになってはじめて人生楽しむつうか、世に認められるつうか…まあ、ジャンヌ・モローとか、サガンみたいなオンナがお手本。「カワイイ女」なんてただのガキ、オンナのうちにはいらない、てな感じがあった(と、おもう)んですが…。 (あ、いいとか悪いとか言うんじゃないので。)
 日本のアニメ、マンガはずーと前から海外で大人気ってのは自分もヨーロッパ各国で体感しております。
 前振りが長いと、何書くんだか忘れるので。きょうのスノードームはこれ。
スノードームにはいってません。でも早くアップしたかったんだこれ「Les Romanesques」

 最近日本のTVにもよく出演してて、「クール・ジャパン」そのものな人気爆発ユニットです。
 ワタシの制作の起動力は「ビックリ」。彼等のライヴを初めて見たのは6~7年前の「青い部屋」、Tobiさんの衣装も今の「ベルばら」みたいのじゃなくて、金髪オカッパのカツラに'60年代のGSぽい、つーか「アホの皇太子さま」といった格好、Miyaさんはもう今のスタイルのドラァグメークのメイドで、ロッキーホラーショウが元ネタなんだろうけどいったい何をやるのかまるで予測できないユニットでした。で、何にビックリしたかというと、「パタリロ!」のTVアニメのエンディングテーマ「美しさは罪」をフランス語で歌ったTobiさん。彼等がフランス在住だってことを知ったのはずーーっと後(つーか最近)なので、聴いたそのときは「なんでパタリロ?なんでフランス語?しかも訳が正しい(自分の聞き取れた範囲で)! ただ者ではない!!」 あと、余談として、高校の音楽の先生とTobiさんが似ててちょっとキモチワルかったりして…  と、いうことなんでゴザイマスよ。オリジナルナンバーも、衣装とのアンバランスさが際立って、見たことのない世界が展開されます。 
 はじめて見たそのときは、衣装が今より地味だったので、スノードームにしようとは思っていなかったんだけど、数年ぶりに見たバカバカしいゴージャスさに感動し迷わず制作!でも一ヶ月かかった、しかも大きくて(6cm)ドームに入らない!しかも今手に入るドームは、これまで使っていたものより直径が小さくなっている!!5cm以下に作り直すしかないか…今年中にできるかなあ……

 さいごに、「Les Romanesques」を見ながら思い出していたのは「反重力ジョニー」と「スメリー」のライヴ。共通点、有るっちゃ有るでしょう。無い??