春は爆発。

 地震の影響でしばらく休館だった美術館もだんだん再開しはじめ、待ってましたっ!とばかりに国立近代美術館へ。岡本太郎は彫刻(立体造形)のほうがすきだな、ワタシは。 入っていちばんはじめの展示室には、立体作品がズラリ。壁にうつるそれぞれの影がニギヤカで楽しい。絵画(平面作品)は影は映らないけど(映ったところで四角いだけ)、彫刻は影が映るので絵よりエラい気がする。戦争を経験(しかも負け戦)した人のほうが、前向きしぶとい恐いものなし(そりゃそうだろう…)あきらめないetc. 戦争を知らない我々のほうがなにかにびびっていてはじめから諦めている気がしませんか?  さいごはほとんど自問してるんですが…。 で、このたびの大地震と相俟って「生きてるうちが花だろう!?」と自分に問うワケです。「このままでは不発弾でおわるぞ、いつ爆発するんだよ?」と自問自答しつづけて、疲れて今日はバイトをズル休み。ちゃんちゃん♪

 本日アップは 「Gummo」(H.コリン監督 1997年 米)「グンモ」か「ガンモ」かいまだにどう発音していいか迷うこの映画に出てきた「ウサギ小僧」。本当はもっと痩せてて病んでる様子で、この中身も細い顔に作ったんだが、水が入った丸いドームが凸レンズになってそのおかげで丸顔。「ゴミ山に倒れているストリートチャイルド」って感じじゃない。