それでもまってる夏休み…

 スノードームの新作、なかなかアップしなくてスミマセン。作っています。
 今年はいい映画、おもしろそうな舞台(演劇・舞踊)、展覧会が多くてあっちこっち目移りして、見に行く優先順位を決めるのに苦労してます。 そんなスノードーム以外の記事はTwitter(非公開)に書くつもりにしていたけど、なんかめんどくさくてますますSNSがキライになりました。 それはさておき。
 映画は旧社会主義国の作品をたくさん見ることになりまして、(偶々です、たまたま。)オハナシの面白さ(興味深いとかアタマとココロに強く残るなど含めて)、画面の美しさに我々の言う「自由」とはいったいなんだ!?と、長澤節没後久しく離れていた課題、「自由」についてまたまた考えてしまった。一応民主主義のはずの日本が「表現の自由」だけでなくさまざまな「自由」がじわじわ脅かされている今、一生かけて全身で「自由」を模索し体現し得た彼の思想と姿勢と作品を忘れてはいけないと思ったのだよ、生前映画評論もしていたことも兼ねて。
 ギリギリセーフでみた「バレエ・リュスの衣裳」。ニジンスキーがこれを実際着て踊ってたのねえええ!♡ さすがに「牧神」と「薔薇の精」の衣裳はなかったなあ…(100年も保存できなさそうだもんな)。しかし昔の衣裳って重そう、これでとんだりはねたりしていたなんて当時のダンサーの皆さんスゴイ体力です。 汗と化粧でべったりこ〜〜になった100年前の衣裳の復元、修復、保存の苦労も図録にちゃんと書かれていて、ワタクシがいちばん知りたかったことが解ってヨカッタです。 あとは鉄齋とかデュフィとかヴァロットンとかシュタイナーとかヴァニラ画廊とかアツコバルーとか東大博物館とかetc.etc. そうしているうち見る予定だった映画を3〜4本見のがしていて、来週はいよいよ「白鳥の湖」である。
  ←渋谷区内にて。
 スノードーム、もうすこしお待ち下さいね。