レインボー

 東京プライドパレードは中断・再開のくりかえしで、運営する人たちの苦労が窺えるようです。過去何度かパレードの列に混ざって歩いていたのだが、今回は沿道で応援。だって全部観られるんだもん。開催にあたって、渋谷区、新宿区の区長さんらがお祝いメッセージを寄せておられる、(人気取りにせよ)それにひきかえ案の定「都知事」は……。
 21世紀だというのに、世間の常識とやらは100年前と変わっていない、100年前のほうがまだ柔軟でおおらかだったんではないか??『普通」とか「みんなと同じ」でいることにどんなメリットがあるというのだ。というより、なにも「普通がいやだからゲイになった」わけではないのだから。(でも、そういう人もいるかもしれない…)「ゲイに生まれたからには、ゲイとして生きるのが普通」というもんだ。
 で、今月はじめには東郷健さんが亡くなった。若いヒトたちはピンと来ないかもしれないけど、健サンを思って歩いていた人もいたことでしょう。

 その健サンは、この列のどこかに混ざって歩いていたのか、それとも高い所(この歩道橋ぐらい)から「ふふん」なんてながめながら、ツバでも落とすかオシッコかけるとか…。

 ここでは「スノードーム」のことしか書かないはずなんだが、今日はちょっと、反則。