マリヤ様

 GW中もいろいろありましたが(サイババとか団鬼六とか明日の神話とか原発止めようデモとかetc)
 あしたっからまた「ケ」の日常かと思うとサイコーにどんよりします。制作モードのエンジンがかかったところで連休が終わるんだもん…ブツブツ…雨降ってクダサイ。
 きょうは久々に「かくれキリシタン その6」。どピンクのあかんぼ いやキリスト様がキモチ悪いです、ピンヘッドみたいだし。って、そこが作りたかったんだけどね。原作だとマリヤ様が「小雪」にちょっと似ている…

 さる6日は、戸川昌子さんと彼女のご子息NERO君のコンサートに行きました。会場の内幸町ホールって、隣(向かい?)はあの動物や悪魔の面のレリーフで有名だった大阪ビル1号館(ダイビル)ではないですか! 彫刻、すべてではないにしろちゃんと残されてるんですね、ヨカッタヨカッタ。  で、コンサートですが、戸川さん自身(=青い部屋)が危機なのに、さらに危機な東北のためのチャリティーコンサートとする「オトコ気」にシビレました。どっかの自己保身でイッパイイッパイのエラい人たちは見習ってほしいもんです。さらにシビレル、80歳(!!!)にしてあの色気!さすがは妖怪(ほめている)。客席も妖怪密度が高かったようです…。NERO君ですがまあ芸名なんですが、古代ローマ皇帝のエロス&バイオレンスと「フランダースの犬」の主人公のフラジャイルさを込めたのか、なかなか言い得て妙なネーミング、自分でつけたのかなー?「青い部屋」の緊急事態が、親子の確執など「他人ではわからないいろいろ」をほぐしたような感じがうかがえます。
 ステージでNERO君が戸川さんに「あんたはマリアさんかよー?」と言う場面があったんですが、他人からすると結構マリヤ様なんだよね、戸川さんって。「青い部屋」でライブなどやってたアーティストたちにとっちゃ、まさにマリヤ様。実の母より解ってくれると感じていた若いミュージシャンたちは大勢いるでしょう。ワタシにとっても、生きている少々「トンデモ」なマリヤ様だ。