かくれキリシタン 2

 隠れキリシタン その2
 花柄のきれいなキモノ着てるチョンマゲの人はだ〜れ? キリシタン大名??
 なんと「ヨハネ」なんですよ。 芸術新潮(1月24日参照)にも載っていますが、ワタシがいちばん驚いたのはこの「ヨハネ」でした。

 着物の模様は椿で、「首が落ちる」ので「ヨハネ」。と、本当にそういう説明つきでした。
昨年12月26日の「ヨハネ」と並べてみたり…してもべつに面白くなかったです。

 27日は友人のトークイベントで神山町の本屋へ、彼は早くからワタシのスノードームを気に入ってくれていて、オモシロい人を紹介してくれたりハゲましてくれたりするたいへん奇特な、有難い得難い友人である。そういう人物なので、国内外を飛び回って「埋もれているオモシロい人材」を発掘したり「忘れられたオモシロい人材」をアーカイブしたりするのが仕事である。ゲイでない人で、ワタシが安心して本音で話ができるというのもレア度高し。

 で、28日はたばこと塩の博物館へ「小林礫齋」展を見に行く。
 ホントに入場料100円でいいんですかーーっ!? というほど膨大なコレクション、すごいぞ「たばこと塩の博物館」。「別冊太陽」とか「銀花」でもちょっと作品が載ったりするけど、本物が一度に一堂に…もう倒れるかとおもいました。
 あ。「小林礫齋」(1884〜1959)とは、職人さんである。いちいち説明はしない、当ブログをみる人にはデフォルトであるとして(礫齋にかぎらず)話を進める。
 「手は外に出た脳である」といいますが、彼の脳はいったい……。
 21世紀になってヒトの知識、情報量は明治時代の庶民とは比べ物にならないほど豊かですが、「外に出た脳」ができることは、コントローラーのボタンやマウスをクリックするだけになってしまったか??