やっとクリスマスネタ。

 おそくなりました。メリークリスマス。
主役のキリスト&マリヤ親子じゃなくて、ヨハネさんに登場してもらいます。

 これは大正時代の画家、河野通勢(こうの みちせい 1895~1950)の作品を元にしてつくりました。ルネサンス期の影響を多分にうけながら、どうしてもにじみ出るアジアの土着性が独特の味わいを醸しているのですが、立体化していると「おや?」と感じる所があるワケです、実際の人間が同じポーズをとろうとしてもできません。アカデミズムゴリゴリのヒトは「デッサンが変」と言うかもしれません、でも、この体の曲げ方に彼(ヨハネと河野、両方)の「物語」を感じたから後々まで代表作として残ったのでしょう。粘土は便利なのでどんな曲がり方をしていても忠実に再現できます。